ギガンチューム
ギガンチューム(Allium giganteum)は、ユリ科アリウム属の球根植物です。原産地は地中海沿岸地域で、日本には明治時代に導入されました。
草丈は80~120cmで、葉は細長く、直立します。5~6月に、直径10~18cmほどの球状の花序に、紫色の花を咲かせます。
ギガンチュームは、その大きさと存在感から、花壇や庭植えに人気があります。また、切り花としても利用されています。
ギガンチュームの育て方のポイントは、以下のとおりです。
日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。
水はけの良い土壌を好みます。
植え付けは9月~12月に行います。
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。
開花後は、花がらを摘み取りましょう。
冬越しは、葉が枯れてから球根を掘り上げて、冷暗所で保管しましょう。
ギガンチュームは、比較的丈夫で育てやすい植物です。ただし、分球しやすいので、植え替えの際には注意しましょう。