無農薬栽培

春の訪れと自然の驚異:テントウムシとアブラムシの共存

桜の花が咲き誇る春は、同時に害虫も姿を現す季節です。

園内でもバラや萩にはアブラムシが大量発生し、当園にとって悩みの種となっていました。
しかし、自然は巧妙な仕組みでバランスを保っているようです。

アブラムシの発生に合わせ、テントウムシ幼虫がどこからともなく表れて増えながらアブラムシを捕食し始めます。

食べつくすとテントウムシも自然に消滅し深ます、他のアブラムシが多い植物には新たに発生するように見えます。

自然発生するようですが良くわかりません、消滅したテントウは翌年も自然発生しています。

画像の説明

テントウムシは成虫だけでなく、幼虫もアブラムシを食べるため、その数は日に日に増えていきます。

まるで漫画のような光景は、自然の驚異を感じさせてくれます。

動画で補色の様子を見てください

当園も無農薬を始めて10年以上です、面白いのは園内では越冬できない天敵のテントウムシが温室の外では大量に自然発生することです。

おのずと園内全体での殺虫剤は禁止です、温室内では絵で描いたようにはいきませんが効果は毎年続いています。

粘り強く続けていくことが無農薬栽培の基本だと思います。

ただし無農薬は思ったよう行かないのも現実のようです。

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