懐かしい農業

懐かしい牛車

畑も田もまだまだ残っている田舎の洋蘭園.真夏の農園カフェ.昼飯を食いながら夏空を見上げて

「昔の空は青かった」。なんて.始まった会話.1950~60年頃のまだ小学校に入る前.まだ薄暗い早朝.

前日畑で獲ったスイカと一緒にオヤジの牛車に揺られて市場へ出荷しに行ったんだよね~.

まだ舗装してないガタガタ道.ゆっくりと一時間ぐらいかかったかな.

スイカは丸いからきれいに山に並べて.俺の席は端っこ.スイカ様さま.の時代.でも金になったよな.

幾らになったかしらないけど満足できた金額だったと思う.

家の近くの酒屋さんで.量り売りのコップ酒オヤジうまそうにのんで帰ったもんだ。

牛も空車(からぐるま)にいい機嫌のオヤジと俺を乗せてゆっくり~と帰った.

オヤジが眠っていても牛は迷うことなかったな.

そんな時代もう来ない.でも子供心に楽しく満足してたような気がしてる。

でも働いていたオヤジやお袋.すべてが手作業それはキツカッタと想う.

そんな会話しながらの昼食に.こんなうまい食事想像も出来なかったな……

でもあの頃は楽しかったようなきがする。

年かな~


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